ウォールナットの曲線と差し色を楽しむ、
ミッドセンチュリースタイル
1940〜60年代のアメリカで花開いたデザインを今に伝える、ミッドセンチュリースタイル。
艶やかなウォールナット材の曲線的な家具に、オリーブグリーンやテラコッタといった大人っぽい差し色を効かせ、真鍮の照明や異素材の小物を重ねる——この3つを意識するだけで、レトロでありながら洗練された部屋に仕上がります。遊び心と機能美が同居するリビングの実例から、そのつくり方をひもときます。
ABOUT MID-CENTURY
ミッドセンチュリーとは
ミッドセンチュリーモダンとは、直訳すると「20世紀半ば」を意味し、1940〜60年代のアメリカを中心に花開いたデザイン運動、またそのスタイルを指す言葉です。第二次世界大戦後の技術革新により、成形合板やスチール、プラスチックといった新素材が家具に取り入れられ、曲線的で機能的なフォルムが数多く生まれました。イームズやジョージ・ネルソンといった巨匠を輩出した時代でもあります。
装飾を削ぎ落としたモダンな佇まいの中に、オレンジやマスタード、ターコイズなどの鮮やかな差し色を纏うのが最大の特徴。木の温もりと遊び心のある色使いが同居する、大人カジュアルなインテリアスタイルです。次の3つのポイントを押さえるだけで、誰でも自然に取り入れることができます。
POINT
ミッドセンチュリーの部屋をつくる、3つのポイント
曲線を効かせたウォールナット家具を主役にする
円形やペデスタル状に加工された脚、丸みを帯びたフォルムの家具は、ミッドセンチュリーらしさを一気に高めるポイント。直線的な家具が多い現代のインテリアの中で、テーブルやチェアの脚元に曲線を1〜2点取り入れるだけでも、時代感のある表情が生まれます。 素材はウォールナットやチークなど、赤みを帯びた深みのある木目を選ぶと、より本格的な雰囲気に近づきます。
オリーブグリーンやテラコッタで、大人ビタミンカラーの差し色を効かせる
ベースは木の色とベージュ・アイボリーなどのニュートラルカラーでまとめ、そこにオリーブグリーンやテラコッタ、マスタードといった彩度の高い差し色をひとつ加えるのがミッドセンチュリー流。ソファやクッション、ラグなど面積の大きいアイテムに1色取り入れると、部屋全体の印象をぐっと引き締められます。 目安はベース8:差し色2程度のバランスです。
真鍮・幾何学模様・異素材を重ねて遊び心をプラスする
アーチ型の真鍮フロアランプや、幾何学模様のアートポスター、柄物のラグなど、異なる素材・パターンを重ねることで、ミッドセンチュリーらしい遊び心のある空間に仕上がります。 木・ファブリック・金属・紙(アート)といった複数の質感を組み合わせることが、単調になりがちな部屋にリズムを生むコツです。
COORDINATE
コーディネートから見る、ミッドセンチュリーのつくり方
木の曲線と差し色が主役の、遊び心あるミッドセンチュリー
ウォールナット調のペデスタルテーブルとキャビネットを中心に、オリーブグリーンのファブリックソファとテラコッタのクッションで差し色を効かせました。真鍮のアーチフロアランプと幾何学模様のアートポスターが、直線と曲線、異素材のバランスを引き立てています。足元には柄物のラグを重ね、ヴィンテージ感のある奥行きをプラス。木の温もりと遊び心のある差し色が調和した、大人カジュアルなリビングに仕上がっています。
合計金額(税込)
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