ランドリールームは、洗面台のスペースや、洗濯機の設置に必要なスペースを除くと、
収納に使えるスペースは限られてしまいがちです。
特に、一人暮らしのワンルームに住んでいる方は、
スペースも限られてくるので、収納面で困ることも多いのではないでしょうか。
そんな狭くなりがちなランドリールームですが、
洗濯機の上など 空いているスペースを有効活用することで、
収納スペースとして利用することができます。
そこで、本記事では、ランドリーラック、ランドリーバスケットなど、
ランドリー収納の特長や選ぶポイントの紹介と共に、
おすすめのランドリー収納をご紹介していきますので、
ランドリー収納選びのご参考にしてください。
【ランドリーラック】洗濯機上のデッドスペースを有効活用できる収納ラック
「ランドリーラック」は、洗濯機の上などのデッドスペースを、
洗剤やタオル、お掃除道具などが収納できるスペースとして、
有効活用できる便利な収納ラックです。
![ランドリーラック](/magazine/wp-content/uploads/l3t-30l.jpg)
ランドリーラックは、洗濯機を囲うように設置するタイプや、
天井と床で支える突っ張り式タイプ、壁に立て掛けるタイプなど様々 ありますので、
ご自宅のランドリースペースに合った設置タイプを選ぶことが大切です。
![置き型](/magazine/wp-content/uploads/l3k-13l.jpg)
置き型
洗濯機を囲うように置くタイプで、安定感があり、収納力が高いラックが多いのが特徴です。横幅を広げてワイドに使える「伸縮タイプ」であれば、洗濯機のサイズや設置スペースに合わせて幅を調整できるので便利です。
![立て掛け型](/magazine/wp-content/uploads/tlr11.jpg)
立て掛け型
壁に立て掛けるだけなので、設置が簡単です。防水パンで脚場のスペースを確保するのが難しい場合などにも便利です。地震などで万が一転倒するのが心配な場合は、壁にしっかりと固定できるタイプもあります。
突っ張り型
天井と床を突っ張り棒で固定しラックを支えるタイプです。防水パンがあったり、洗濯機の横のスペースが狭い場合でも、洗濯機の後ろに少しの隙間があれば設置することができます。
ランドリーラックを選ぶ際は、
設置場所のスペースの確認をすることが大事です。
洗濯機の上にどれくらいのスペースがあるのか、
洗濯機の横はどれくらい隙間が確保できるのか、など事前に確認しておきましょう。
特に、洗濯機を「防水パン(トレイ)」に置いている場合は、
防水パンの外側か内側にラックを置ける隙間があるかを確認しましょう。
また、洗濯機の後ろなどの壁に蛇口などが付いているかどうかも確認し、
収納ラックを置いた時に邪魔にならないか確認しておくとよいでしょう。
洗濯機のフタが上面にある縦型の場合は、
フタを開けて衣類を出し入れできるスペースがあるかも確認しましょう。
【選ぶ際のチェックポイント】
- 洗濯機の後ろの壁に蛇口など突起物が付いているかどうか?
⇒付いている場合、その部分を避けて設置できるかを確認 - (防水パンがある場合)防水パンの外側か内側にラックを置ける隙間があるか?
⇒ない場合は、「立て掛け型」か「突っ張り型」タイプを選ぶ - (縦型洗濯機の場合)フタを開けて衣類を出し入れできるスペースがあるか?
⇒ない場合、棚板を調整できるランドリーラックを選ぶなどスペース確保を行う
【ランドリーバスケット】洗濯する前の仕分けや、洗濯物を入れて持ち運ぶのに便利なカゴ
「ランドリーバスケット」は、洗濯前の洗い物を仕分けたり、
洗濯後の濡れた衣類などを入れて持ち運ぶためのカゴとして活躍します。
プラスチックやスチール製など色んな材質のバスケットがあり、
水に強い塗装や加工がされているものが多く、
湿気がこもりにくく、カビなどが発生しにくい作りになっていることが多いです。
また、持って移動しやすいように、持ち手や取っ手が付いているタイプや、
臭いを防いだり、洗濯物が外に出てしまうのを防ぐためのフタが付いているタイプもあります。
![ランドリーバスケット](/magazine/wp-content/uploads/2wi-16l.jpg)
ランドリーバスケットをいくつか縦に重ねたものを、
「ランドリーワゴン」「ランドリーバスケットラック」と言い、
カゴが複数付いているので洗濯物を分別したい時などに便利です。
省スペースで置けて、たくさんの洗濯物を入れることができます。
キャスターが付いているタイプだと、
洗濯物を干しに行く時や掃除をする時に、押して移動できるので楽に行えます。
![ランドリーワゴン](/magazine/wp-content/uploads/2wi-25l.jpg)
ランドリーバスケットやランドリーワゴンを選ぶ際は、
使用する時に、濡れた衣類か、乾いた衣類のどちらを入れることが多いかで、
素材やタイプを選んでみてはいかがでしょうか。
湿気が多い場所に置いたり、濡れた衣類を入れたりしたい場合は、
網目が大きく通気性の高いものを選ぶと、カビや湿気を防ぎやすくなります。
湿気が少ない場所や、脱いだ服など乾いた衣類しか入れないのであれば、
布製のものでも大丈夫でしょう。
生活感が出にくいため、リビングなどにも置くことができます。
洗濯機から洗濯した衣類を取り出す時など、ランドリーバスケットが濡れるのが心配な場合は、
撥水加工されたタイプを選ぶとよいでしょう。
また、洗濯する衣類をひとまとめにすることが多いなら、
ランドリーバスケットの数は一つでも十分ですが、
衣類の素材や、白物と色・柄物で洗濯物を分別したい場合などは、
複数のバスケットが付いたランドリーワゴンを選ぶと、仕分けがしやすくなります。
ランドリーバスケットのタイプ
![通気性の高いタイプ](/magazine/wp-content/uploads/2wi-32l.jpg)
通気性の高いタイプ
網目が大きく、湿気がこもりにくい作りになっており、カビや菌の繁殖を防ぎ、衣類を衛生的に保ちやすくなります。
![生活感を隠せるタイプ](/magazine/wp-content/uploads/msb-24al.jpg)
生活感を隠せるタイプ
布地素材で、外から中が見えない作りのものを選べば、生活感を隠すことができるので、リビングなどにも置くことができます。
【ランドリーチェスト】洗面所などをすっきり片付けられる収納家具
「ランドリーチェスト」は、散らかりがちな洗面所や脱衣所に置いて、
タオルや洗剤など日用品を収納しておくのに便利な収納家具で、
「サニタリーチェスト」「サニタリー収納」とも呼ばれます。
![ランドリーチェスト](/magazine/wp-content/uploads/fsl-13l.jpg)
ランドリーチェストを選ぶ際は、
置きたい場所のスペースの広さを事前に確認し、
横幅や奥行き、高さを測って、置けるサイズのものを選んでいきましょう。
また、洗面所や脱衣所は、お風呂場など近くにあることが多く、
湿気がこもり、カビなどが発生しやすい場所でもありますので、
通気性の高い素材が使われているものを選ぶと 、
中を清潔に保ちやすくなります。
水ハネによる汚れなど気にされる方は、さっと拭き取ってお掃除も簡単な、
鏡面・光沢仕上げのランドリーチェストを選ぶと、お手入れも楽になります。
ランドリーチェストのタイプ
![通気性の高いタイプ](/magazine/wp-content/uploads/fsl-23b.jpg)
通気性の高いタイプ
不織布素材のタイプは、隙間を空気が通り抜けるので、カビやニオイの原因となる湿気がこもりにくく、中の衣類などを清潔に保ちやすくなります。
![鏡面・光沢仕上げ](/magazine/wp-content/uploads/ssc25l.jpg)
鏡面・光沢仕上げのタイプ
鏡面・光沢仕上げがされているタイプなら、水ハネや汚れに強く、さっと拭き取りやすいので、手入れも簡単です。また、高級感もあるので、ランドリールームをスッキリと上品な雰囲気に見せてくれます。
おすすめランドリー収納7選
ここからは、エア・リゾームインテリアのランドリー収納から
おすすめの商品をピックアップしてご紹介していきます。
「ランドリーラック」のおすすめ商品
[幅65~92]
伸縮ランドリーラック
LESTER(レスター)カゴタイプ
モノトーンで仕上げたシンプルデザインが空間に映える、伸縮ランドリーラックです。
洗濯機のサイズにピッタリと合わせて使ったり、間取りに合わせて広げることで、上部の収納スペースをフル活用したりと、ご家庭の環境にあわせたサイズで設置していただけます。
[幅65~90]
伸縮ランドリーラック
FELICIA(フェリシア)棚タイプ
洗濯機のサイズや設置スペースに合わせて幅の調整が出来る北欧テイストランドリーラックです。
収納棚3段の豊富な収納力でバスタオルや洗剤をひとまとめ。幅の調節機能で、ご自宅によって異なる洗濯機周りの環境を幅広くカバーし、伸縮サイズ内であれば、ご自宅の洗濯機にピッタリなサイジングでお使いいただけます。
「ランドリーバスケット」のおすすめ商品
[幅35]
縦型2段式ランドリーバスケット
Twee(ツウィー)
狭いスペースでも洗濯物を分別できる、大容量のタテ型2段式ランドリーバスケットです。
幅約35cmの隙間に2つのバスケットを置くことができ、ラウンドタイプは合計約50L、スクエアタイプは合計約57L入る大容量設計となっています。バスケットは取り外しも可能で、持ち手があるのでベランダに運ぶ時などにも使えます。
[幅36.5]
ランドリーバスケットラック
RECKS(レックス)3段タイプ
タオルや洗剤が置ける天板が付いた、引き出しタイプのランドリーバスケットです。
わずか幅約36.5cmのスペースで、洗濯物を分別しながら、洗濯小物もひとまとめにするのに便利です。キャスター付きで、まとめて移動もスムーズです。引き出しタイプで、洗濯機まわりの洗剤などの整理や、脱衣所のタオル収納にもお使いただけます。
[幅50]
2段式ランドリーバスケット
Diario(ディアリオ)
限られたスペースでも洗濯物を分別できる、ラタン調デザインのタテ型2段式ランドリーバスケットです。
素材には水や汚れに強い人工ラタンを使用。風合いある見栄えに、快適性も両立しました。通気性がよく湿気がこもりにくく、、引き出しやすい隠しキャスター付きで、ランドリーバスケットとして使いやすい快適設計になっています。
「ランドリーチェスト」のおすすめ商品
[幅20]
ファブリックチェスト
KLIM(クリム)4段スリムタイプ
ランドリーのちょっとしたすき間などに充実の収納スペースが作れるファブリックチェストです。
省スペースに収まるスリム設計に、奥行きワイドな4段の引き出しが充実の収納力を実現。自然とできてしまったすき間を無駄にしたくない方や、もう少し収納力を強化したい方にも、おすすめのチェストになっています。
[幅36]
ランドリーチェスト
Diario(ディアリオ)4段スリムタイプ
上品で美しいラタン調デザインの、36cm幅スリムチェストです。
素材には水や汚れに強い人工ラタンを使用。シワ加工を施した天然ラタン(籐)のような風合いある見栄えに、日々の使い勝手のよさも両立しました。ラタン調スリムチェストで、美しく使いやすい上質なランドリー空間づくりを。
タイプ別おすすめランドリー収納のご紹介
便利な洗濯機上ランドリーラックなど、タイプ別におすすめ商品を見たい方は、
以下のリンクから各おすすめ商品の紹介記事をご覧ください!
まとめ
- 【ランドリーラック】:
洗濯機の上のデッドスペースを有効活用し、収納に利用できる便利なラックです。
洗濯機を囲うように置くタイプや、突っ張り式タイプ、立て掛けるタイプなどがあります。
選ぶ際は、設置する場所や、洗濯機上のスペースをよく確認し、
置けるサイズのものを選びましょう。
また、防水パンや壁に蛇口など付いている場合は、設置に気を付けましょう。 - 【ランドリーバスケット】:
洗濯物の仕分けや、濡れた洗濯物を入れて運ぶのに便利なカゴです。
湿気がこもりにくく、カビなどが発生しにくい塗装や加工が施されているものが多いです。
ランドリーバスケットを重ねたものをランドリーワゴンと言い、
カゴが複数あるので、洗濯物を分別したい時などに便利です。
選ぶ際は、濡れた衣類を入れるなら、網目が大きく通気性の高いものを選びましょう。
また、乾いた衣類を入れるなら、布製のものを選ぶとリビングなどにも置くことができます。 - 【ランドリーチェスト】:
洗面所や脱衣所の日用品などを収納するのに便利な収納家具です。
お風呂場などの近くなど湿気がこもりやすい場所に置かれることが多いので、
通気性の高い素材が使われているものを選ぶと中を清潔に保ちやすくなります。
選ぶ際は、置きたい場所のスペースをよく確認しましょう。
また、通気性の高いものを選ぶと中を清潔に保ちやすくなり、
鏡面・光沢仕上げのものを選ぶと水ハネなどの汚れもサッと拭けて便利です。
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