部屋にひとつあるだけで、おしゃれな雰囲気とリラックス感を演出するカフェテーブル。あなたも、喫茶店やカフェなどで見かけたことはありませんか。
ダイニングテーブルよりもコンパクトなサイズ感で気軽に取り入れやすいカフェテーブルは、一人暮らしの部屋にもおすすめの家具です。
今回は、カフェテーブルの選び方、一人暮らしの部屋におすすめのアイテム、コーディネート実例をご紹介します。あなたも一人暮らしの部屋がより豊かになる「カフェテーブルのある暮らし」、始めてみませんか。
「カフェテーブル」とは?
喫茶店やカフェに置かれている、小さな天板とスリムな1本脚が特徴のカフェテーブル。そこにあるだけで、ちょっと休憩したい、ティータイムを過ごしたい…と思わせてくれる、リラックス感を演出する家具です。
カフェテーブルは、一般的なダイニングテーブルなどに比べてコンパクトにつくられているため、限られたスペースでも気軽に置くことができます。小さいテーブルですが、その使い道は幅広く汎用性が高いため、一人暮らしの部屋にも最適です。
それでは、カフェテーブルを選ぶ際のポイント、一人暮らしの部屋におすすめのアイテム、コーディネート実例を見ていきましょう。
「カフェテーブル」を選ぶ際のポイントは?
1.部屋の広さに合うサイズ
カフェテーブルを選ぶ際に最も大切なのが、部屋の広さにテーブルのサイズが合っていることです。部屋に対してテーブルが大きすぎると空間が狭く感じられ、小さすぎると使いづらくなってしまいます。
一般的なカフェテーブルの天板サイズは、60㎝から70㎝程度。どのような使い方をしたいのか、目的に合わせて適切なサイズを選びましょう。
2.インテリアに合うデザイン
部屋のインテリアになじむデザインを選ぶことも重要なポイントです。インテリアのテイストや使用目的に合わせてデザインを選べば、スムーズに絞り込めるでしょう。
ナチュラルな雰囲気がお好みなら明るい樹種の木製天板を、モダンなインテリアに仕上げたい場合は、金属やガラスを組み合わせたクールな素材感のアイテムを選ぶとよいでしょう。
3.メンテナンスしやすい素材
耐久性やメンテナンスのしやすさも、カフェテーブルを選ぶ際に意識したいポイントです。カフェテーブルは頻繁にモノを置いたり、食事をしたりと使用頻度が高い家具。それに耐えうる丈夫な作りであること、キズや汚れに強い素材が使われていることも重要なポイントになります。
また水濡れに強い加工が施されているなど、メンテナンスのしやすい素材であるかもチェックしてみてください。
4.インテリアになじむ色
カフェテーブル単体で見ると素敵でも、部屋に置いてみると何だかしっくりこない…そのような経験はありませんか。
インテリアの印象を大きく左右する配色は、外せないポイントです。カフェテーブルを選ぶ際には、テイストに合わせて色選びにもこだわってみてください。
ナチュラルインテリアや北欧風インテリアにはベージュ系のナチュラルカラーを、モダンインテリアやヴィンテージインテリアにはシックなダークカラーを選ぶのがおすすめです。
5.昇降式など便利機能の有無
テーブルの使いやすさを左右するのが高さです。座った時に飲み物が取りやすい、パソコンが使いやすいなど、使い方に合わせて最適な高さを選ぶことがカフェテーブル選びの大切なポイントになります。
「昇降式」のカフェテーブルであれば、シーンに合わせて調整できるためとても便利です。
スペースに余裕がない場合は「折りたたみ式」を選ぶのがおすすめです。使わない時にはコンパクトにしまえるため、部屋を有効活用できます。お好みに合わせて、便利機能付きを選んでみてはいかがでしょうか。
一人暮らしにおすすめのカフェテーブル5選
1.コンパクトに置くなら。Vernon(ヴァーノン)
天然木パイン材を使用した木製天板の温もりと、マットブラックのスチールフレームが織りなすヴィンテージ感が魅力のカフェテーブル「ヴァーノン」。
使い込むほどに味わいを増す木の色合いや質感、それをクールに引き締めるマット感のあるスチールフレームが、部屋をワンランク上の上質な空間へと導きます。天板は幅60㎝と、とてもコンパクト。狭いスペースでも圧迫感なく置くことができます。
2.天板デザインが選べる。 Regna(レグナ)
お好みや用途に合わせて天板デザインが選べる「レグナ」。こちらは、洗練された印象を与える正方形タイプのカフェテーブルです。
幅75㎝と大きめの天板であるため、一人暮らしの部屋にはもちろん、2人以上で使用したい場合にも使いやすいことでしょう。
天板は天然木ならではの美しい木目を楽しめる、オーク突板とウォルナット突板の2種類からお選びいただけます。角がない丸みのある天板デザインが柔らかな印象をもたらし、スリムなスチール製の脚がきりっとクールに引き締めます。
ナチュラルインテリアはもちろん、モダンインテリア、ヴィンテージインテリアにも合うシンプルなデザインで長く愛用していただけることでしょう。
奥行きがやや浅めの天板がお好みの場合は、長方形タイプを選んでみてください。こちらは幅70㎝奥行きが60㎝になっているため、壁付けすればより省スペースに設置することができます。
食事だけではなく、資料を広げながらパソコン作業したい時にもちょうどよいサイズ感で、便利に使えることでしょう。
3.高さを調整できる。昇降式カフェテーブル
こちらはチェアに合わせて、高さを68.5092cmまで昇降できるカフェテーブル。使う人の体格や用途に合わせて最適な高さに調整すれば、より快適に使うことができます。
天板の直径は60㎝とコンパクトながら、食事をするのには十分な広さ。
すっきりとした1本脚デザインになっているため、足元が広々と使えます。円型天板が可愛らしく、韓国インテリア風のおしゃれな空間をつくりたい方にもおすすめです。
立った状態でも使いやすい高さまで脚を伸ばすことができる昇降式カフェテーブルは、スタンディングデスクのように活用するのもあり。
立ったり座ったりとこまめに気分転換することで、リモートワークがはかどることでしょう。
4.壁付け可能。マルチラウンドテーブル luar(ルアール)
円型天板の一部がカットされたような、半円に近いデザインが特徴のマルチラウンドテーブル。
壁にぴたっと付けられるため省スペースで設置でき、一人暮らしのワンルームなどの限られたスペースを有効活用できます。
華奢なスチール脚は、ガタつきを抑えるアジャスター付き。すっきりとした見た目を保ちながら、安定感も抜群です。ナチュラルカラーのオーク突板にホワイトの脚、ブラウンカラーのオーク突板にブラックの脚、インテリアのテイストやお好みに合わせてお選びいただけますよ。
5.ソファで快適に。ウチカフェテーブルTRAVIE(トラヴィ)
部屋のなかで大きな面積を占めるソファで、食事をしたり仕事をしたりできれば、限られた空間を有効活用できます。ですが、ソファテーブルは低いタイプが多く使いづらいと感じたことはありませんか。
こちらのウチカフェテーブルTRAVIE(トラヴィ)は、天板高が55㎝とソファに合わせやすいやや低めの高さに設計されています。
幅は105㎝とワイドな作りになっているため、普段の食事や仕事スペースとしてだけでなく、来客時に食事を囲む際にも便利に使えることでしょう。
天板は、高級感のあるウォルナット、オーク材突板を贅沢に使用。重厚感のあるスチール製の脚でしっかりと支えられているため、1本脚でも安定感もあります。
ジェンダーレスなインテリアに合わせやすいシンプルデザインで、好みを選ばず長く愛用していただけることでしょう。
「カフェテーブル」をどう使う?インテリアコーディネート実例
一人暮らしにぴったり。「ダイニングテーブル」代わりに
一人暮らしのワンルームなど、ダイニングテーブルを置きたいけれどスペースがない…という場合には、カフェテーブルを選んでみてはいかがでしょうか。
一般的に、1人分の食事スペースとして必要なのは幅60cm×奥行き40cmだと言われています。カフェテーブルは、コンパクトながら1人分の食事を並べるのにちょうど良いサイズ感が魅力。一人暮らしのダイニングテーブル代わりとしても活躍します。
カフェテーブルに合わせて取り入れたいのが、コンパクトなチェア。背もたれがないスツールは、圧迫感なく置くことができます。こちらのハワードスツールは、座った時に身体にフィットする、ゆるやかな曲線を描く座面が特徴です。
座面の側地は、レザーならではのシワ感を表現したPUレザー、滑らかな肌触りの平織りのファブリック生地、温もりのある素朴な風合いが魅力のコーデュロイ生地からお選びいただけます。カフェテーブルとセットで使うことで、より快適なダイニングスペースをつくることができますよ。
ほっと一息できる、「リラックススペース」に
好きな飲み物を用意して、読みかけの本を開く…そんな、ほっとできる時間をより快適にしてくれるのがカフェテーブルです。
自宅にいながら、お気に入りのカフェで過ごしているようなリラックス感を演出してくれます。
時には、スマホやパソコンから少し離れて、リラックススペースで「デジタルデトックス」してみるのもよいかもしれません。
リラックススペースで長い時間を過ごしたい、という方はカフェテーブルとともに、座り心地のよいチェアやクッションを準備するのがおすすめです。
こちらは、マットな質感のスチールフレームにパイン材の座面を組み合わせた、ノスタルジックな香りが漂うヴィンテージウッドダイニング Lewis〔ルイス〕。
クールでありながら曲線を描く柔らかなフォルムが可愛らしさも演出し、ヴィンテージテイストだけではなく、ナチュラル、北欧インテリアにもなじみます。
リモートワークがはかどる、「ワークスペース」に
間取りがシンプルな一人暮らしの部屋に、ワークスペースを設けるのは難しいもの。ソファ周りを活用することができれば省スペースで「仕事場」をつくることができます。
カフェテーブルは1本脚のタイプが多く、ソファと組み合わせても脚が座面にぶつかることなく、快適に使えます。
一般的なカフェテーブルは幅が60cmから70cmですが、こちらは幅が105cmとワイドタイプ。ノートパソコンに仕事用の資料、飲み物などを置いても余裕がありますよ。
座った時に座面が沈み込むソファだと、長時間の作業では疲れを感じてしまいます。ワークスペースとしてソファを使用する場合には、やや硬めの座り心地にもこだわりたいですね。
こちらは、座面のクッション材が6層構造になった、ほどよい弾力が心地よいソファLAURU〔ラウル〕。ホテルベッドのマットレスにも採用されているポケットコイルを使用しています。
座面高は38cmとソファとしてはやや低めになっているため、高さ55cmのカフェテーブルに合わせるのにもぴったりです。
小物の一時置きに便利。「ベッドサイドテーブル」として
ベッドの近くに眼鏡や読みかけの本、目覚まし時計などを置きたい時に便利なのがベッドサイドテーブル。ですが、一人暮らしの部屋では必要最低限の家具だけしか置くことができない場合もあるでしょう。
コンパクトで汎用性の高いカフェテーブルをベッドの近くに配置すれば、リラックススペースとしてだけでなく、ベッドサイドテーブルとしても活用できます。
こちらの写真のように壁付けできるタイプを選べば、より省スペースに設置可能。一時置きスペースとしてだけでなく、お気に入りの小物を飾ればおしゃれなベッドサイドインテリアを楽しむことができますよ。
おしゃれで快適な「カフェテーブル」のある暮らし
今回ご紹介した以外にも、ハンドメイドを楽しむ場として、季節のイベントを演出するディスプレイコーナーとしてなど、カフェテーブルはさまざまな使い方ができます。
カフェテーブルを中心にくつろぎのひとときを過ごせば、日常がより豊かで充実したものになることでしょう。あなたもぜひ、自分らしく「カフェテーブルのある暮らし」を楽しんでみてはいかがでしょうか。