ワンルーム・1Kで一人暮らしをされている方の中には、
「ダイニングの場所を作って生活にメリハリをつけたい」
「ちゃんと椅子に座って食事をとりたい」という想いから、
お部屋にダイニングテーブルを置きたい方も多いのではないでしょうか?
しかし、何かと手狭になりがちな一人暮らしのお部屋では、
置ける家具の数は限られてくるもの。。
「狭い部屋でもダイニングテーブルって置けるの?」
「そもそも、一人暮らしにダイニングテーブルは必要?」
「ダイニングテーブルかローテーブルを置くかで迷っている」
といった、お悩みをお持ちの方も多いかと思います。
そこで今記事では、
一人暮らしでも置きやすいダイニングテーブルの特徴をお伝えするとともに、
置き方のポイントや、ダイニングテーブルを置くメリットなどをご紹介します。
また、一人暮らしに向いたダイニングテーブルもご紹介していますので、
家具選びの参考にしてみてください。
- 1. 一人暮らしでも置けるダイニングテーブルの特徴
- 2. 一人暮らしでもダイニングテーブルを置くメリットはある
- 3. 一人暮らしダイニングテーブルは置き方もひと工夫を
- 4. 一人暮らしにおすすめのダイニングテーブル12選
- 4.1. 1)コンパクトなダイニングテーブル(横幅70~80cm)
- 4.2. 2)伸縮できるバタフライ式ダイニングテーブル
- 4.3. 3)ダイニングテーブルとしても使える昇降式テーブル
一人暮らしでも置けるダイニングテーブルの特徴
一人暮らし(ワンルーム・1K)の場合、
お部屋の広さは10畳(約15~18㎡)までの間取りになることが多くなります。
その場合、ベッド、ローテーブル、収納ラックなど、
普段生活する上で必要不可欠な(優先度が高い)家具を置いてしまうと、
ダイニングテーブルを置くスペースを取るのが難しくなってしまいます。
一人用のダイニングテーブルであっても、
テーブル1台と椅子1脚を置くスペースは必要なので、
椅子を引くゆとりも考えると、少しでも余裕を持って配置したいものです。
そうなると、出来るだけ小さいテーブルサイズを選ぶことになりますが、
他にも、空間を有効に使えるような機能性のあるテーブルを選ぶと、
狭くなりがちな一人暮らしのお部屋でもダイニングテーブルを置きやすくなります。
1)コンパクト(幅80cm以下)
一人暮らし用のダイニングテーブルは、
比較的お部屋に置きやすく、1人でも使い勝手の良いサイズ感の、
横幅80cm以下のコンパクトなダイニングテーブルがおすすめです。
一般的に一人で食事するのに必要なスペースは、
横幅60cm×奥行40cmが必要と言われています。
横幅80cmあれば、
一人で使う場合でも横幅に少し余裕が生まれます。
奥行きは、60cm程あれば、
1人分の食事スペースは十分と思いますが、
2人向かい合ってテーブルを使うことも想定するなら、
奥行も80cmくらいあるものを選ぶと使いやすいでしょう。
2)伸縮式(バタフライ式)
友達を家に呼んだりすることが多い方は、
天板を広げられる、伸縮式ダイニングテーブルがおすすめです。
シーンや必要に応じて、天板サイズを変えられるので、
普段一人で使用する時はコンパクトな天板サイズにしておき、
来客時はワイドな天板サイズに広げる、という使い方ができます。
また、料理を作り過ぎた時や、テーブルの上に物たくさん置きたい時などにも、
伸縮式はさっと天板サイズを拡張できるので、便利です。
3)ローテーブルと兼用できる(昇降式)
ダイニングテーブルを置きたいが、
どうしても置くスペースを確保できないという場合は、
ローテーブルと兼用するのも一つの手です。
例えば、昇降機能のあるテーブルなら、
普段はローテーブルとして使用し、食事の時だけ、
天板の高さをソファや椅子など座る位置の高さに調整することで、
ソファダイニングのような形で食事をとることができます。
ダイニングテーブルを置くスペースがない狭いワンルーム・1Kでも、
ソファなどに座りながら食事ができるソファダイニングを取り入れれば、
ダイニング空間を作ることができるようになります。
一人暮らしでもダイニングテーブルを置くメリットはある
一人暮らし(ワンルーム・1K)の限られた空間の中で、
わざわざダイニングテーブルを置くメリットとは何でしょうか?
どうしても置きたいという想いがある方以外は、
置くメリットをあまり感じられないかもしれませんが、
食事のしやすさにつながったり、
他の家具と兼用して使えるなどのメリットがありますので、
いくつかご紹介していきます。
1)食事がしやすい・立ち座りがしやすい
ダイニングテーブルがあると、
椅子に座ることで食事がとりやすくなるというメリットがあります。
リビングのローテーブルで食事をする場合、
どうしても食事の時は前かがみ(前傾姿勢)になるので、
姿勢が悪くなってしまいがちです。
また、座ったり立ったりという動作が大きくなり、
料理をテーブルに置く時には腰を屈める必要があるので、
腰やひざへの負担がかかりやすくなります。
しかし、ダイニングテーブルだと、椅子があるので立ち座りも楽に行えて、
屈むことなく料理も置きやすくなるという利点もあります。
2)ちょっとした作業をするためのデスク代わりになる
ダイニングテーブルがあれば、
食事の時以外でも、デスク代わりで使うことができます。
一人暮らしの場合、ダイニングテーブルとデスクを両方置きたくても、
間取り的に難しいケースもあるかと思いますが、
兼用にしてしまえば、スペースを節約して置くことができます。
ダイニングテーブルは、食事のしやすい姿勢になりやすいよう設計されており、
机に向かって勉強や作業をする時の姿勢にも近いため、
同じように使うことができます。
3)食事をする空間とくつろぐ空間を切り分けられる
お部屋にダイニングテーブルを置くメリットの一つとして、
あえてダイニングの空間を作ることで、
リビングとダイニングの空間を切り分けられるというのがあります。
ダイニングのスペースがないと、リビングで食事をとることになりますが、
必然的にローテーブルに座りながら、というスタイルになってしまい、
食事時間のオンオフが付きにくくなり、
長時間だらだらと過ごしてしまうということも考えられます。
しかし、ダイニングテーブルを置いてダイニング空間を作ることで、
くつろぐためのリビング空間との切り分けが自然とできるので
生活にメリハリが生まれやすくなります。
一人暮らしに多いワンルームの間取りの場合、
リビングとダイニングを分けること自体が難しいと思いますが、
ローテーブルをダイニングテーブルと兼用できる昇降式テーブルなど活用すれば、
食事の時だけでもダイニング空間を作り出すことができます。
一人暮らしダイニングテーブルは置き方もひと工夫を
狭くなりがちな一人暮らしのお部屋の場合、
ベッドなど必要な家具を優先して置いていくと、
ダイニングテーブルを置くスペースがほぼないという方もいるかと思います。
そんな方のために、限りあるスペースを有効に使った、
ダイニングテーブルを置くポイントについてご紹介していきます。
形は正方形か長方形が置きやすい
ダイニングテーブルの形は、
正方形、長方形、円形などありますが、
ワンルームなどでは正方形・長方形を選ぶことをおすすめします。
正方形・長方形は角があるので、
部屋の四隅や壁に沿って置きやすい形になります。
反対に、円形は部屋の四隅や壁に沿って置く時、
空きスペースが出来てしまいますので、
狭くなりがちな一人暮らしの場合、あまりおすすめはできません。
部屋の壁際、できれば角置きがベター
お部屋に置く場所としては、
壁際やお部屋の四隅の角置きがおすすめです。
部屋の真ん中、または人が通れるくらいの隙間を空けて配置するより、
壁に引っ付けてしまった方が、人が通る導線を確保しやすく、
部屋を広く使うことができます。
ダイニングテーブルを一人で使うことが多い想定なら、
テーブルの1辺、2辺を壁に沿わせることで使えなくしても、
お部屋のスペースを有効的に使えるメリットの方が大きいです。
間取りが狭い場合はローテーブルと兼用にしてみる
お部屋の間取りが狭い場合は、
ローテーブルか、ダイニングテーブルどちらかしか置けない
という状況も出て来るかと思います。
そんな場合は、ローテーブルを優先して置くことをおすすめします。
一人暮らしでは、ダイニングよりも、
ベッドなどを置いたリビング空間の方が作りやすく、
また、座椅子など一人暮らしに向いている家具を優先していくと、
ローテーブルの方が置きやすいという結果になりやすいです。
もちろん、ローテーブルで食事をすることもできるので、
それで大丈夫な人は問題ないのですが、
どうしてもダイニングテーブルのような形で食事をとりたいと思われる方は、
ローテーブルの中でも、高さ調整できる「昇降式テーブル」を選ぶといいでしょう。
もし、お部屋にソファが置けるなら、テーブルの高さを上げて、
ソファダイニングのような形にすることができます。
ソファが置けない場合でも、
折りたたみの椅子など用意すれば、椅子に座った時の高さに調整し、
ダイニングテーブルで食事をとるような形にもできます。
一人暮らしにおすすめのダイニングテーブル12選
1)コンパクトなダイニングテーブル(横幅70~80cm)
【幅70×奥行70】ヴィンテージ風ダイニング3点セット FORK(フォーク)
木目調の美しいデザインのウッドダイニングテーブル
はっきりとした木目模様が落ち着きあるダイニング空間を演出してくれるダイニング3点セットです。ヴィンテージなエッセンスを加えた、シンプルダイニングで居心地の良いダイニングの雰囲気を醸し出してくれます。
【幅76×奥行76】ウッドダイニングテーブル [単体] Lewis(ルイス)
温かみあるカフェのような雰囲気のスチール×ウッドのダイニングテーブル
アイアンフレームの重厚感とウッドの温かみある雰囲気でカフェのような空間を演出するダイニングテーブル(単体)です。テーブルの天板とチェアの座面にはパイン材を使用。使う程に馴染んでいく、ヴィンテージな雰囲気を演出できます。
【幅75×奥行75】ダイニングテーブル [単体] Morris(モーリス)
高級木材のウォルナット天板を贅沢に使用したウッドダイニングテーブル
天然木突板「ウォルナット」を使用した天板と、全体を引き締めるスチールフレームが特徴的なダイニングテーブルです。高級木材ウォルナットが醸し出す、ヴィンテージな雰囲気漂う空間を作り、カフェのようなダイニングに演出できます。
収納も出来て、足元も広々使える快適設計
収納棚を中央のみに設置することで、天板下スペースを広く使うことができます。足元の空間は、高さ約70cmとゆったりしたスペースを確保。立ち座りしやすく、足を組みやすいようになっています。
【幅75×奥行75】ガラストップダイニング3点セット(スリムチェアタイプ)
清涼感ある明るいダイニングを作れるガラストップダイニングテーブル
明るく透明感のあるガラストップダイニングテーブルと、ホワイトレザーチェアのセットです。置きやすい正方形デザインで、目を惹くシンプルモダンな仕上がりになっています。高級感を演出したい方におすすめです。
2)伸縮できるバタフライ式ダイニングテーブル
【幅77~120×奥行75】伸縮ウッドダイニングテーブル [単体] WEST(ウエスト)
必要に応じて手軽に伸縮できるウッドダイニングテーブル
シーンや必要に合わせて手軽に天板が約45cm広がる快適伸縮デザインのウッドダイニングテーブルです。コンパクトなサイズ感で一人暮らしのお部屋でも置きやすく、人数が増えた時は4人掛けテーブルに変えられるので、使い勝手抜群です。
【幅80×奥行45~80】バタフライ式デスク [単体] Liam(リアム)
普段はスリムに、必要な時だけワイドにできるバタフライデスク
2WAYで使えるバタフライ式(折りたたみ式)デスクです。普段はノートPCをおいた作業台やデスクとしても使えますが、スペースを抑えた一人用ダイニングテーブルとしても使えます。天板を広げれば、正方形テーブルになり、2人でも使えます。
コンパクトで使いやすい奥行き45cmのスリムデスク
横幅約80cm×奥行45cmのスリムデザインで、壁に寄せて置きやすくなっています。簡単な食事をとるスペースとして使うこともできますし、ノートPCを置いてデスクとしても使えます。
【幅60.8~105×奥行37】バタフライ式テーブルラック [単体] TABLES(タブレス)
収納ラックとテーブルが一体となったバタフライ式テーブルラック
普段は収納ラックとして、必要な時だけ天板を広げてダイニングテーブルにできるテーブルラックです。収納ラックのスペースに、ダイニングテーブルも兼ねて置けるので、スペースを有効活用しやすくなっており、ワンルームなどにおすすめです。
ラック一台分のスペースに、ダイニングテーブルも
天板を広げれば、1~2人での食事に丁度いい長方形サイズのテーブルになります。よく使う調味料やカトラリーなどは、ラックの方に収納できるので、ダイニングテーブル横の収納棚として使うと便利です。
3)ダイニングテーブルとしても使える昇降式テーブル
【幅120×奥行60】昇降式リフティングテーブル Lewis(ルイス)
ヴィンテージ感のあるウッド×スチールの昇降式テーブル
風合いある天然木にマットなフレームを組み合わせた、ローテーブルからダイニングテーブルまで、高さ調整することでシーンに合わせて使うことができます。キャスター付きなので移動させやすいのもポイントです。
ソファに座りながら、正しい姿勢の高さに調整可能
PC作業やダイニングとしても使いやすい幅120cm×奥行60cmの広々天板。ソファに座りながら足を組んだりできるよう、天板下は広いスペースを確保できるようになっています。
【幅120×奥行72×120】昇降式リフティングテーブル AILLE(アイル)
天板拡張もできるシンプルモダンな昇降式テーブル
シンプルモダンな印象の、天板拡張して円形テーブルにもできる昇降式テーブルです。長方形のテーブルや円形テーブルとしてシーンに合わせて変えられ、昇降も可能な多機能テーブルになっています。キャスター付きなのもポイントです。
ソファの高さに合わせてソファダイニングとして
ソファに座った時の高さに合わせて調整すれば、ソファに座ったまま食事ができるソファダイニングとして使えます。ワンルーム・1Kなどのお部屋におすすめのテーブルです。
【幅113×奥行53】天板昇降テーブル Ridel(リデル)
きれい目上品なデザインで、ソファダイニングとしても使える天板昇降テーブル
リフトアップする天板が、日々の作業を快適にサポートしてくれるセンターテーブルです。普段はローテーブルとして、食事の時はリフトアップしてダイニングテーブルとして使うことができます。ソファに座ったまま使えるのでソファダイニングとしてもおすすめです。
カラー | 2色 |
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天板が上がるので、ソファなどに座ったまま食事ができる
ローテーブルのままだと、前かがみになってしまう、リビングでの食事も、天板昇降テーブルなら、正しい楽な姿勢で食事をとることができますようになります。
【幅120×奥行53】天板昇降テーブル Belle(ベル)
シンプルモダンデザインの天板昇降テーブル
ソファに座ったまま作業をしやすい天板昇降式テーブルです。小物は天板下に収納して、スッキリとお部屋を片付けることができます。シンプルモダンな仕上がりで、お部屋に溶け込み、周りのインテリアと調和するデザイン性になっています。
【幅90×奥行90】天板昇降テーブル LIERA(リエラ)
ワイド天板と豊富な収納力を兼ね備えた、天板昇降テーブル
大容量の引き出し収納と天板下収納を備えた天板昇降式テーブルです。正方形ローテーブルになっており、どの角度から見ても木目が美しく見えるデザインになっています。昇降する天板部分も幅90cmの広々サイズになっており、食事などしやすくなっています。
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